ティオ:「ちゅっ……泣いてるだろ?」
リミア:「ち、違う……これは涙なんかではない。汗だ」
ティオ:「ぷっ。流石に無理があるだろ……ちゅっ」
もういちど目尻にキスをして、頭をなでる。
リミアのうるんだ瞳は、月明かりに照らされてキラキラと光っていた。
いつもと全然違う、か弱くて繊細な表情に、息が止まりそうになる。
ティオ:「怖いなら、怖いって言っていいんだぞ?」
リミア:「んっ……ワタシは怖くなどない」
ティオ:「まだ強がるつもりか?」
リミア:「違う」
リミアは優しく微笑んで、首を振る。
リミア:「本当に、怖くはないのだ」
リミア:「……もちろん、不安はある……だが、それよりも……その……」
リミア:「ティオとひとつになれることが……嬉しくて……仕方がないのだ」
ティオ:「リミア……」
リミア:「……ティオ……ちゅっ」
つっと一筋の涙を流しながら、リミアがキスをする。
心の底から熱いものが込み上げて、体が震えた。
彼女を抱きしめる腕にグッと力を入れると、笑い声が聞こえてきた。
リミア:「くすっ……一応言っておくが、これは嬉し涙だからな?」
ティオ:「ああ、分かってる。もう誤解しないよ」
俺と愛し合うことを、リミアはこんなに喜んでくれている。
それを知ったら、遠慮なんてしていられない。
俺は激しいキスを繰り返しながら、両脚をそっと開かせた。

リミア:「きゃっ。ティ、ティオっ」
ティオ:「うっ」
恥ずかしそうな声に、一瞬たじろぐ。
なんだろう、この妙な罪悪感は。
リミアにエッチな格好をさせると……
なぜかいけないことをしてるみたいでドキドキする。
合意の上だし、別に悪いことをしてるわけではないんだがなぁ。
ティオ:「……なぁ、リミア」
リミア:「な、なんだ」
股間を広げたまま、リミアが首を傾げる。
俺はガシガシと頭を描きながら、優しく言った。
ティオ:「あのさ……ここまできてなんだけど、一応聞かせてくれ」
ティオ:「リミアって、その……こういうことしても、大丈夫なんだよな?」
リミア:「ああ。ワタシの気持ちは固まっている、最後までしてくれ」
ティオ:「いや、そういう意味じゃなくて……」
リミアの白くて柔らかい体に欲情しつつ、咳払いをする。
ああそうさ、俺の肉棒はすでにビンビンに反応してるさ。
けどさ、ここまで子供っぽい体だとやっぱり気になるんだよ。
ティオ:「俺、リミアとこういうことしても……捕まらない?」
リミア:「……もしかして、ワタシの年齢のことを気にしてるのか」
ティオ:「うん。すごく気にして、ドキドキしてる」
リミア:「ふっ……そうか」
リミアは楽しそうに目を細める。
大人をからかうような笑顔に、もっと胸が高鳴る。
リミア:「そのまま気にしているといい」
リミア:「その方が、ドキドキして楽しいだろう?」
あはは……
謎めいている方が、ときめくってか?




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