■向井 邦光(むかい くにみつ)診療所の老医師
島唯一の診療所の老医師。裕美子の父で真名の祖父。実はかなりの腕利きで、かなり遠回ながらも主人公に真の医者としての道を説いて行く。

主人公にはかなり厳しい態度で接し、鬼のように恐れられているが、孫の真名には劇甘という一面も。

基本的に島民全員から厚い信頼を受け、その信用と実績は主人公の想像以上のモノ。

とはいえ半人前の主人公を鍛えるべく、あっさりと島を一月も空けてしまうと言う、かなり思い切った放任主義の持ち主。

趣味:晩酌と一番風呂。
苦手:孫の真名に甘いこと。


■長谷 政利(はせ まさとし)島の漁師
主人公の男友達の漁師。主人公とは同世代。漁協長の泰三の息子で、ホントは本土に行って女の子にモテたいというのが口癖。

かなり気さくな性格で、郵便局員の隼人とは幼馴染で親友。島にやってきた主人公ともすぐにうち解けて親友となる。

基本的に酒好きで女好き。ヒマさえあれば主人公たちと島唯一のスナックに通い詰め、毎晩虎になっている。

現在はスナックのママである玖実に本気で惚れており、事あるごとに口説いているのだが……今の所、暖簾に腕押し状態の模様。

趣味:エロアイテムの収集、スナックで飲むこと
苦手:オヤジの小言。


■本木 隼人(もとき はやと)郵便局員
島の郵便局の局員で、いわゆる郵便配達員。政利とは幼馴染で親友で、何かというと飲みに付き合ったりとつるむことが多い。

背も高くかなりの美形で島のアイドル。が、オバチャン限定。しかしかなりのフェミニストで、オバチャンだろうが婆ちゃんだろうがサービス満点。

当人もナルシスト気味で、常時宝塚の男役のような立ち振る舞いで、ある意味暑苦しい事この上ない。

政利と並び、歳の近い主人公とは親友に。

趣味:女の子を口説くこと、我が身を磨き上げる事。
苦手:体力がないこと


■長谷 泰三(はせ たいぞう)島の漁協長
島の漁協長で、政利の父親。老いながらもかなりの筋肉と腕っ節の持ち主。
気が短くとにかく怒りっぽい。息子の政利ともとっくみあいの喧嘩を頻繁に起こすが、まだまだ負けていない模様。

診療所の医師、邦光とはヤブ呼ばわりしつつも飲み友達。妻はすでに他界し、現在は息子の政利と二人でやもめ暮らし。

実のところ邦光の娘の裕美子に惚れており、村長の「主人公と裕美子の結婚」という計画に、一人大騒ぎで反対している。

趣味:邦光との晩酌と将棋
苦手:裕美子の前では大人しく……



■篠原 修太郎(しのはら しゅうたろう)主人公 インターン医師
元々は本土の大学病院に勤務していたが、あまりのヘタレっぷりに教授の逆鱗に触れ、島流しの刑に会うハメに。

基本的にサボり癖がひどく怠け者。その上酒と女には目が無く、総合病院に居るころも、日々ナンパに励んでいた始末。

とはいえそれなりに情にもろく、その上負けず嫌いという子供っぽい一面も持つ。

生真面目で融通の利かない理恵とは正に犬猿の仲。本来なら怠け者な主人公も、理恵の挑発にはあっけなく乗ってしまうことも多い。

裕美子は正に主人公の理想の女性像で、夫を亡くし未亡人となった彼女に、常日頃から何か力になってあげたい……そう思っている模様。

裕美子の娘の真名に対しては、素直に慕ってくれるその純粋さに頬を緩めつつも、妹もしくは子供扱いしては怒られる事しばし。